LaTexコマンド集
~文字サイズの変更~

LaTexコマンド集
~文字サイズの変更~

LaTexやMathJaxで文字サイズを変更するときには以下のコマンドが利用できます。

文字サイズの変更の基本的な方法

キー 具体例 コード
tiny \(文字サイズの{\tiny 変更}\) 文字サイズの{\tiny 変更}
scriptsize \(文字サイズの{\scriptsize 変更}\) 文字サイズの{\scriptsize 変更}
normalsize \(文字サイズの{\normalsize 変更}\) 文字サイズの{\normalsize 変更}
large \(文字サイズの{\large 変更}\) 文字サイズの{\large 変更}
Large \(文字サイズの{\Large 変更}\) 文字サイズの{\Large 変更}
LARGE \(文字サイズの{\LARGE 変更}\) 文字サイズの{\LARGE 変更}
huge \(文字サイズの{\huge 変更}\) 文字サイズの{\huge 変更}
Huge \(文字サイズの{\Huge 変更}\) 文字サイズの{\Huge 変更}

fontsize関数による文字サイズの変更

文字サイズと行送り(baselineskip)の大きさを指定することでも文字サイズ変更が出来ます。

「行送り」とは「上の行の行間の広さ+その行の文字の大きさ」です。

(正確に言うとベースラインから、その上の行のベースラインまでの距離です。)

使い方は,

\fontsize{文字サイズ}{行送り}\selectfont

の形です。


おはようございます

\fontsize{20pt}{20pt}\selectfont
おはようございます

\fontsize{20pt}{60pt}\selectfont
おはようございます

\fontsize{50pt}{100pt}\selectfont
おはようございます

全体の文字サイズ(標準サイズ)を変える方法

最初にドキュメントクラスを定義する際に,オプションとして指定します。たとえば、

\documentclass[12pt]{jsarticle}

のように書きます。多くの場合デフォルトは 10pt です。

クラスがjsarticle のような場合,指定できる文字サイズは

9pt、10pt、11pt、12pt、14pt、17pt、21pt、25pt、30pt、36pt、43pt、

12Q、14Q、

10ptj、10.5ptj、11ptj、12ptj です。

pt がつくものは欧文文字です。

Q や ptj がつくものは和文文字のサイズです。(1Q は0.25mmです。)

デフォルトは欧文 ではデフォルトが10pt,和文では 13Q です。


article クラスでは,指定できるサイズは 10pt,11pt,12pt です。
beamer クラスでは 8pt, 9pt, 10pt, 11pt, 12pt, 14pt, 17pt, 20pt です。

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