“openpyxl”を使用してワークシート（シート）の操作について説明します。ワークシートの操作には、新しいワークシートの作成、既存のワークシートの選択、コピー、削除、リネームなどが含まれます。

新しいワークシートの作成

新しいワークシートを作成するには、create_sheet()メソッドを使用します。以下は、新しいワークシートを作成する例です

from openpyxl import load_workbook

# Excelファイルを読み込む
workbook = load_workbook("example.xlsx")

# 新しいワークシートを作成
new_sheet = workbook.create_sheet(title="NewSheet")

このコードでは、”NewSheet” というタイトルの新しいワークシートが作成されます。

既存のワークシートの選択

ワークブック内のワークシートにアクセスするには、active属性またはワークシートのタイトルを指定します。例えば、アクティブなワークシートにアクセスするには以下のようにします

# アクティブなワークシートにアクセス
sheet = workbook.active

また、ワークシートのタイトルを指定してアクセスすることもできます

# タイトルが "Sheet2" のワークシートにアクセス
sheet = workbook["Sheet2"]

ワークシートのコピー

ワークシートをコピーするには、copy_worksheet()メソッドを使用します。以下は、ワークシートのコピーの例です

from openpyxl import load_workbook

# Excelファイルを読み込む
workbook = load_workbook("example.xlsx")

# 既存のワークシートをコピー
source_sheet = workbook["Sheet1"]
copied_sheet = workbook.copy_worksheet(source_sheet)

ワークシートの削除

ワークシートを削除するには、remove()メソッドを使用します。以下は、ワークシートを削除する例です

from openpyxl import load_workbook

# Excelファイルを読み込む
workbook = load_workbook("example.xlsx")

# ワークシートを削除
sheet_to_remove = workbook["Sheet2"]
workbook.remove(sheet_to_remove)

ワークシートのリネーム

ワークシートのタイトルを変更してリネームするには、ワークシートの title プロパティを変更します

sheet = workbook.active
sheet.title = "NewName"

以上の手順に従うことで、”openpyxl”を使用してワークシートの操作を行うことができます。ワークシートの作成、選択、コピー、削除、リネームなどの操作を使用して、Excelファイルをカスタマイズできます。

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