【Excel】CEILING関数とFLOOR関数であまりのある割り算、切り捨て、切り上げを計算
CEILING関数とは
CEILING関数は、指定した倍数の最小の整数へ切り上げる関数です。
例えば、10の倍数で切り上げたい場合、8は10になり、12も20になります。
CEILING関数の使い方
CEILING関数の構文は以下のとおりです。
=CEILING(数値, 基準値)
「数値」は切り上げたい数値、「基準値」は切り上げる基準となる値です。
CEILING関数の例
=CEILING(13, 5)
→ 15=CEILING(17, 10)
→ 20=CEILING(-14, 4)
→ -12=CEILING(23.6, 0.5)
→ 24
FLOOR関数とは
FLOOR関数は、指定した倍数の最大の整数へ切り捨てる関数です。
例えば、10の倍数で切り捨てたい場合、8は0になり、12は10になります。
FLOOR関数の使い方
FLOOR関数の構文は以下のとおりです。
=FLOOR(数値, 基準値)
「数値」は切り捨てたい数値、「基準値」は切り捨てる基準となる値です。
FLOOR関数の例
=FLOOR(13, 5)
→ 10=FLOOR(17, 10)
→ 10=FLOOR(-14, 4)
→ -16=FLOOR(23.6, 0.5)
→ 23.5
CEILING関数とFLOOR関数の違い
両関数の違いは、数値を切り上げるか切り捨てるかです。
例えば、15を7の倍数で処理する場合:
=CEILING(15, 7)
→ 21(切り上げ)=FLOOR(15, 7)
→ 14(切り捨て)