JavaScriptにおける文字列の検索

JavaScriptにおける文字列の検索

JavaScriptにおける文字列の検索

includesメソッド

includesメソッドは、文字列が特定の部分文字列を含むかどうかを確認するために使用します。返り値はtrueまたはfalseです。

const str = "JavaScriptは楽しい";
console.log(str.includes("楽しい")); // true
console.log(str.includes("難しい")); // false

また、検索を開始する位置を指定することもできます。

console.log(str.includes("楽しい", 10)); // false

indexOfメソッド

indexOfメソッドは、文字列内で特定の部分文字列が最初に出現する位置を返します。一致する文字列が見つからない場合は-1を返します。

const str = "JavaScriptは楽しい";
console.log(str.indexOf("JavaScript")); // 0
console.log(str.indexOf("楽しい")); // 10
console.log(str.indexOf("難しい")); // -1

検索開始位置を指定することもできます。

console.log(str.indexOf("楽しい", 5)); // 10

searchメソッドは、正規表現を使って文字列を検索し、一致する部分の最初のインデックスを返します。一致する部分が見つからない場合は-1を返します。

const str = "JavaScriptは楽しい";
console.log(str.search(/楽しい/)); // 10
console.log(str.search(/難しい/)); // -1

matchメソッド

matchメソッドは、正規表現を使って文字列を検索し、一致する部分を含む配列を返します。一致しない場合はnullを返します。

const str = "JavaScriptは楽しい";
console.log(str.match(/楽しい/)); // ["楽しい"]
console.log(str.match(/難しい/)); // null

すべての一致を取得するにはgフラグを使用します。

const str = "JavaScriptは楽しい。楽しいことがいっぱい。";
console.log(str.match(/楽しい/g)); // ["楽しい", "楽しい"]

startsWithメソッド

startsWithメソッドは、文字列が特定の部分文字列で始まるかどうかを確認します。返り値はtrueまたはfalseです。

const str = "JavaScriptは楽しい";
console.log(str.startsWith("Java")); // true
console.log(str.startsWith("楽しい")); // false

検索開始位置を指定することもできます。

console.log(str.startsWith("楽しい", 10)); // true

endsWithメソッド

endsWithメソッドは、文字列が特定の部分文字列で終わるかどうかを確認します。返り値はtrueまたはfalseです。

const str = "JavaScriptは楽しい";
console.log(str.endsWith("楽しい")); // true
console.log(str.endsWith("Java")); // false

検索対象の長さを指定することもできます。

console.log(str.endsWith("Java", 4)); // true

この記事では、JavaScriptで文字列を検索するための主なメソッドについて解説しました。それぞれの用途に応じて使い分けてください。

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