【Python】 比較演算子による等価・大小・包含の評価-The Python codes and commands

【Python】 比較演算子による等価・大小・包含の評価-The Python codes and commands

Pythonの比較演算子

プログラムを作成する際、2つの値を比較する必要が生じます。この際、比較演算子と呼ばれる特別な記号を使用します。

比較演算子を使って2つの値を比較すると、TrueまたはFalseといったブール値が結果として返されます。要するに、条件が真か偽かを判定するわけです。

比較演算子は大きく3つの種類に分けることができます:

  • 等価比較: 2つの値が等しいかどうかを確認します。
  • 例: 5 == 5 はTrueを返します。

  • 大小比較: 2つの値の大小を比較します。
  • 例: 10 > 3 はTrueを返します。

  • 含有比較: 特定の要素が他の要素に含まれているかどうかを確認します。
  • 例: 3 in [1, 2, 3] はTrueを返します。

これらの比較演算子は、if文、for文、while文などの条件分岐やループ処理において欠かせない要素です。Pythonの学習においては、比較演算子の理解が非常に重要です。

Pythonの比較演算子一覧

比較演算子は、プログラムで異なる値を比較するために使用されます。以下に、一般的な比較演算子の一覧を示します。

演算子 意味
== 等しい
!= 等しくない
< より小さい
> より大きい
<= 以下
>= 以上
in 含まれる
not in 含まれない

比較演算子:等しいか等しくないか

2つの値が等しいか等しくないかを評価するために、比較演算子「==」または「!=」を使用します。

>> 32 == 32
True
>> 32 == 45
False
>> 32 != 32
False
>> 32 != 45
True
>> 'NEKO' == 'OFFICE'
False
>> 'OFFICE' == 'INU'
False

上記のように、比較演算子を使用して2つの値を比較すると、TrueまたはFalseが返ります。

「==」は両辺が等しい場合にTrueを返し、等しくない場合にFalseを返します。一方、「!=」は両辺が等しい場合にFalseを返し、等しくない場合にTrueを返します。

整数と浮動小数点数の比較

整数と浮動小数点数の比較も問題ありません。

>> 32 == 32.0
True
>> 32 == 54.1
False

異なるデータ型の比較

比較演算子はどのデータ型でも使用できますが、両辺が異なるデータ型の場合は必ずFalseを返します。

>> 32 == '54'
False

==と=は似ていて全く違う

等号記号「=」が1つか2つかによって異なる性質を持ちます。

等号記号「=」が1つの場合、代入演算子と呼ばれ、左辺の変数に右辺の値を代入します。

等号記号「==」が2つの場合、比較演算子と呼ばれ、両辺が等しいかどうかを判定し、ブール値を返します。

比較演算子:大小

2つの値の大小を評価するために「<」、「>」、「<=」、「>=」の比較演算子を使用します。

>> 24 > 12
True
>> 24 < 12
False
>> 24 >= 24
True

ここで注意すべき点は、大小の評価に使用する比較演算子は、両辺が同じデータ型である必要があるということです。

>> 24 > '24'
TypeError: '>' not supported between instances of 'int' and 'str'

比較演算子:要素が含まれるか

リストの中に特定の要素が含まれているかを判定するには「in」または「not in」の演算子を使用します。

>> 24 in [12, 24]
True
>> 'NEKO' in ['INU', 'NEKO']
True

他の演算子と同様にTrueまたはFalseのブール値が返されます。リストに要素が含まれていればTrueを返します。

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