【絶対役立つ】大学入学時に買うパソコンについて【スペックなど】Windows? Mac? Chromebook? CPU?

【絶対役立つ】大学入学時に買うパソコンについて【スペックなど】Windows? Mac? Chromebook? CPU?

OSはWindowsかMacのどちらが良いの?

特段のこだわりが無ければWindowsのほうがトラブルを回避できます。学生が大学に関係してパソコンで行う作業に、配布物の受け取りと編集があります。では、大学からの配布物はどんなパソコンで作成されているのでしょうか。課題の2021年時点でも日本のMacユーザーの割合は15%程度だそうです。大学でも例外ではありません。課題や配布物の多くはWindowsで作られています。その結果、配布されるデータの設定がWindowsでトラブルが起きにくいものになっていることが多くなります。大学から開かれたファイルをMacで開くと文字化けしたなんて話をよく聞きます。「そういうトラブルがないか大学の組織でチェックしないの?」という気持ちはもっともだと思います。しかし、大学では多種多様な授業が提供されており、同じ授業をする教授が大学に1人しかいないということは珍しくありません。そして授業の配布物は各教授に任されていることが多いです。教授の中には経営には詳しいけれどパソコンには詳しくないという方も結構居ます。その結果、トラブルの対策がされていない授業もあったりします。しかし、そんな教授もWindowsを使用していることが多いです。その結果Windowsではあまりそういった不具合に遭遇せずに済みます。ですから、パソコンのOS(オペレーティングシステム)に迷うならばWindowsにしたほうが良いと思います

パソコンは買い替えるもの?

パソコンは何度も買い替えることになります。コンピューターの進歩は非常に速いです。5年前にはとても速いと言われていたコンピューターでも、今となっては標準的なのコンピューターと同じ程度の計算能力しか持っていません。なので、処理の負荷が重い作業をサクサクしようと思えば、その時代時代での良いパソコンが必要になります。しかし、それほどの負荷の処理は学部の学習段階では必要ありません。どちらかというと、仕組みの学習がメインになるので、意図的に負荷を落としたソフトやプログラムで学習することになります。

また、良いパソコンを使うよりも使う側がパソコンに慣れているか否かのほうが作業効率に影響します。なので、壊しても良いのでどんどんパソコンを使って、その仕組みに慣れるようにしましょう。

具体的なスペックは?

そうは言っても、どのくらいのスペックが必要かわからないと買えないですよね。そこで、具体的なスペックについてです。パソコンのスペックは大きく分けてCPU、メモリ、記憶領域で決まります。また、大学でパソコンにスペック要件がある場合はそれに従いましょう。

CPUは何を選んだらいい?

CPUは単純な計算の速さに関係します。言い換えると勉強机で勉強する人自身の能力みたいなものです。たとえばプログラミングなどで繰り返し処理をした時の計算速度はCPUの良さに関係します。販売されているパソコンに積まれているCPUはインテル製かAMD製ですが、ワードやエクセル、パワーポイントの基本的な利用ならかなり下位グレードのCPUで事足ります。例えばインテルならセルロンと呼ばれるCPUでも大丈夫です。理系で少し高度な計算をするからと保険を掛けたても学習用ならコアi3があれば十分でしょう。AMDの場合インテルより少し安価なので、メモリや記憶領域が同じで、同価格か少し安いものを選べばよいと思います。また、すでに述べた通り、パソコンの計算能力はすぐ時代遅れになります。同じコアi3でも現行と5年前では大きく性能が異なるので、最新世代か1つ前の世代のものを選ぶと良いでしょう。

メモリって何?

メモリは勉強机の広さのようなものです。同時に短期的に扱える情報の量に関係します。実際の作業では、インターネット閲覧の快適さなどにかかります。メモリが作業負荷に対して足りないと、パソコンが極端に遅くなったりします。大学の課題以外にもゲームや動画視聴などいろいろなことに使いたいという人も16GBあれば間違いありません。文系学部で課題だけに使うと割り切るなら4GBでもなんとかなりますが、8GBはあったほうが安心です。すでに家でパソコンを使っている人は、自分がどのくらいの負荷をかけているかチェックする方法があります。タスクマネージャーを開くと(開き方はこちら)現在どのくらいのメモリを使っているか確認できます。作業をしているときにタスクマネージャーを開いて、自分のPCのメモリ容量と、今どのくらいのメモリを使っているのか確認すると良いでしょう。

HDDとかSSDって何?

記憶領域とはハードディスク(HDD)やSSDと呼ばれるもののことです。ハードディスクとSSDの区別についてですが、これはパソコンの起動やデータの読み書きなどの速さに影響します。すぐにPCが立ち上がらないとイライラするというのでなければハードディスクで十分です。ハードディスクにするとSSDと比較してかなり安く値段を抑えられます。また、記憶領域には容量というもんがあります。これはパソコンに保存できるファイルの量に関係します。学習に使うだけなら500GBあれば十分です。また、データをクラウドに保存する場合には、保存場所がパソコン内ではなくなるのでもっと記憶容量が小さくても大丈夫な場合もあります。但し、動画や画像を保存したりするとかなり記憶領域を使うので、これらの趣味に使いたかったり、動画や画像の勉強のために進学する方は少し余裕を持たせたほうが良いでしょう。

Office付のパソコンを買う前に一度大学に確認しよう

Officeが入っているPCと入っていないPCがありますが、大学がマイクロオフィスと契約していることがかなりあります。これだけでパソコンの値段が2万円くらい違うので、必ず大学に確認を取り、Officeが無料配布されるなら、Officeの入っていないパソコンを選びましょう。

最後にセキュリティソフトです。パソコンにはセキュリティソフトを別途入れないといけないと思いがちですが、パフォーマンス的にはそうでもありません。たとえばWindowsにはセキュリティソフトを買わなくてもWindows defencerというソフトが入っています。実際Windows defencerのパフォーマンスは高いことが分かっているので、こだわりが無いなら新たに買う必要はありません。但し、フィッシングサイトを見分ける機能などを追加したければノートンなどのセキュリティソフトを購入すると良いでしょう。

ほとんどの場合、最初のパソコン購入に10万円は必要ないはずです。

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