『チャート式シリーズ 大学教養 線形代数の基礎』の紹介とレビュー

『チャート式シリーズ 大学教養 線形代数の基礎』の紹介とレビュー

『チャート式シリーズ 大学教養 線形代数の基礎』 書籍紹介とレビュー

『チャート式シリーズ 大学教養 線形代数の基礎』 書籍紹介とレビュー

高校数学の参考書“黄チャート”と同様の方式で詳解した線形代数の参考書です『チャート式シリーズ 大学教養 線形代数の基礎』について詳しく紹介します。

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書籍情報

  • タイトル:『チャート式シリーズ 大学教養 線形代数の基礎』
  • 著者:市原 一裕,加藤 文元
  • 出版社:数研出版
  • ISBN:4410154907
  • 発売日:2022年4月19日
  • ジャンル:数学、線形代数

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「線形代数が不安」な大学1年生におすすめ!
— チャート式+教科書で安心スタート —

これから理系学部に進学する大学1年生、特に「数学は高校までで終わりじゃなかったの!?」と不安に感じている方へ。実は、線形代数という科目は多くの大学で1年生の最初に学ぶ定番の数学です。でも、これが意外と手ごわい。

私も大学の勉強を趣味でやっている立場ですが、最初に指定教科書(例えば『線型代数入門』など)を手に取ったとき、あまりの抽象さに「これは無理かも」と思いました。そんな時に出会ったのが、数研出版の「大学教養 線形代数の基礎」と、それに対応する「チャート式シリーズ」でした。

どう違うの? 教科書とチャート式

この本の良いところは、「いきなり難しい証明ばかり」ではなく、例題や計算問題を通して、少しずつ考え方に慣れていけるところです。たとえば、高校時代に黄チャートを使っていた人なら、構成はとても馴染みやすいはずです。基本事項のまとめ → 例題 → 解説 → 練習問題、といった流れで、自分のペースで勉強できます。

しかも、章のはじめにはポイントの整理があって、理解しやすく、試験前の復習にも便利。難易度も段階的なので、「今どこまで分かってるか」がはっきり分かります。

こんな人におすすめ!

  • 線形代数の授業についていけるか不安な人
  • 高校で行列やベクトルをあまり学んでこなかった人
  • 厳密な証明よりもまず使い方を知りたい人
  • 数学をツールとして使う理工系・医歯薬系の人

逆に、将来的に数学を専門に学んでいきたい人や、証明にこだわりたい人にはやや物足りなく感じるかもしれません。でもそういう人でも、この本を導入として使ってから専門書に進む、という使い方は非常におすすめです。実際、私はそうしてスムーズに理解が深まりました。

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大学数学の第一歩として最適

この本は「厳密すぎず」「分かりやすく」「実用的に」線形代数の基本を押さえるのにちょうどいい教科書です。大学の指定教科書をいきなり読みこなすのは難しいですが、この本+チャート式をセットで使えば、「あ、なるほど!」と腑に落ちる瞬間が増えてきます。

大学生活の最初の壁でつまずかないためにも、「大学教養 線形代数の基礎」とチャート式、ぜひセットで手元に置いておくことをおすすめします。数学にちょっと自信がない人でも、これならちゃんとついていけますよ!

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