【Excel】LN、LOG、LOG10関数で対数を簡単に計算する
LN関数とは
LN関数は自然対数を計算するための関数です。自然対数とは、ネイピア数(e = 2.718…)を底とする対数のことです。
Excelでの書式:
LN(数値)
例えば、LN(10) の結果は 2.302585 になります。
LOG関数とは
LOG関数は、任意の底を指定して対数を求める関数です。
Excelでの書式:
LOG(数値, 底)
例えば、LOG(8, 2) の結果は 3 になります(2の3乗が8だから)。
LOG10関数とは
LOG10関数は、10を底とする対数を計算します。
Excelでの書式:
LOG10(数値)
例えば、LOG10(1000) の結果は 3 になります(10の3乗が1000だから)。
具体的な使用例
ここでは、さまざまな例を示します。
LN(1)の結果は0LN(e)の結果は1LOG(100, 10)の結果は2LOG(27, 3)の結果は3LOG10(100)の結果は2
対数関数の応用
対数関数は以下のような用途で使用されます。
- 指数関数の逆演算
- データのスケール変換(例えば、音のデシベル計算)
- 複利計算
- 科学やエンジニアリングでの計算