
【Excel】SQRT関数で平方根を簡単に計算
SQRT関数とは
ExcelのSQRT関数は、指定した数値の平方根を求めるための関数です。平方根とは、ある数を2回掛けたときに元の数になる数値のことを指します。
例えば、4の平方根は2(2×2=4)、9の平方根は3(3×3=9)となります。
SQRT関数の基本的な使い方
基本的な構文は以下のとおりです。
=SQRT(数値)
「数値」には平方根を求めたい正の値を指定します。
例えば、セルA1に25が入力されている場合、セルB1に以下の数式を入力すると、B1には5が表示されます。
=SQRT(A1)
SQRT関数の具体的な使用例
以下にいくつかの具体的な使用例を示します。
直接数値を指定する場合
=SQRT(36)
結果: 6
セル参照を使う場合
セルA2に49が入力されているとき、以下の式を入力します。
=SQRT(A2)
結果: 7
別の計算結果を元に平方根を求める場合
セルA3に9、セルB3に16が入力されている場合、以下のように平方根の合計を求めることができます。
=SQRT(A3) + SQRT(B3)
結果: 3 + 4 = 7
SQRT関数のエラーと対処法
負の数を引数に指定するとエラーになります。例えば、
=SQRT(-9)
この場合、エラー #NUM!
が発生します。
負の数に対応するには、 ABS
関数を使って正の数に変換する方法があります。
=SQRT(ABS(-9))
結果: 3
SQRT関数とPOWER関数の比較
平方根を求める方法には POWER
関数を使う方法もあります。
例えば、 POWER(25, 0.5)
は =SQRT(25)
と同じ結果を返します。
=POWER(25, 0.5)
結果: 5
ただし、SQRT関数のほうが平方根専用であるため、可読性が高いです。
SQRT関数の応用例
三平方の定理を利用した距離計算
直角三角形の斜辺の長さを求める場合、次のように計算できます。
セルA1に3、セルB1に4が入力されている場合、以下のように記述すると、斜辺の長さ5が求められます。
=SQRT(A1^2 + B1^2)
結果: 5
統計学での標準偏差計算
標準偏差の計算でも平方根が利用されます。例えば、分散が25である場合、標準偏差は次のように求められます。
=SQRT(25)
結果: 5
まとめ
ExcelのSQRT関数は、平方根を求める便利な関数で、数学的な計算や統計処理などさまざまな場面で活用できます。
負の数を扱う際には ABS
関数を併用するとエラーを回避できます。また、POWER
関数を使う方法もありますが、可読性の観点から平方根専用の SQRT
関数を使用するのが推奨されます。
実際の業務や計算の中で適切に活用していきましょう。