【Excel】ROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWN関数で四捨五入、切り上げ、切り捨て

【Excel】ROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWN関数で四捨五入、切り上げ、切り捨て

このページでは、ExcelのROUND、ROUNDUP、ROUNDDOWN関数について詳しく解説します。

目次

ROUND関数(四捨五入)

ROUND関数は指定した桁数で数値を四捨五入する関数です。

書式:

ROUND(数値, 桁数)

例:

  • ROUND(3.14159, 2) → 3.14
  • ROUND(123.456, 1) → 123.5
  • ROUND(987.654, 0) → 988

ROUNDUP関数(切り上げ)

ROUNDUP関数は指定した桁数で数値を切り上げる関数です。

書式:

ROUNDUP(数値, 桁数)

例:

  • ROUNDUP(3.14159, 2) → 3.15
  • ROUNDUP(123.456, 1) → 123.5
  • ROUNDUP(987.654, 0) → 988

ROUNDDOWN関数(切り捨て)

ROUNDDOWN関数は指定した桁数で数値を切り捨てる関数です。

書式:

ROUNDDOWN(数値, 桁数)

例:

  • ROUNDDOWN(3.14159, 2) → 3.14
  • ROUNDDOWN(123.456, 1) → 123.4
  • ROUNDDOWN(987.654, 0) → 987

実践例

以下に、これらの関数の実際の使い方を示します。

小数点以下の処理

  • 数値 5.6789 に対して ROUND(5.6789, 2) → 5.68
  • 数値 5.6789 に対して ROUNDUP(5.6789, 2) → 5.68
  • 数値 5.6789 に対して ROUNDDOWN(5.6789, 2) → 5.67

整数の処理

  • 数値 127.99 に対して ROUND(127.99, 0) → 128
  • 数値 127.99 に対して ROUNDUP(127.99, 0) → 128
  • 数値 127.99 に対して ROUNDDOWN(127.99, 0) → 127

負の桁数の処理

  • 数値 12345 に対して ROUND(12345, -2) → 12300
  • 数値 12345 に対して ROUNDUP(12345, -2) → 12400
  • 数値 12345 に対して ROUNDDOWN(12345, -2) → 12300
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