ExcelでDATE/TIME関数を使って日付や時刻を取得する方法
ExcelでDATE/TIME関数を使って日付や時刻を取得する方法
DATE関数とは
DATE関数は、指定した年、月、日を組み合わせてExcelで日付を作成する関数です。書式は以下のとおりです。
DATE(年, 月, 日)
例えば、2025年2月18日を作成する場合:
=DATE(2025, 2, 18)
この結果、セルには「2025/02/18」と表示されます。
TIME関数とは
TIME関数は、指定した時、分、秒を組み合わせて時刻を作成する関数です。書式は以下のとおりです。
TIME(時, 分, 秒)
例えば、14時30分15秒を作成する場合:
=TIME(14, 30, 15)
この結果、セルには「14:30:15」と表示されます。
DATE関数とTIME関数の組み合わせ
DATE関数とTIME関数を組み合わせることで、日付と時刻を一緒に設定できます。
例えば、2025年2月18日14時30分15秒を作成する場合:
=DATE(2025, 2, 18) + TIME(14, 30, 15)
この結果、「2025/02/18 14:30:15」と表示されます。
実践的な使用例
ExcelではDATE関数とTIME関数を応用してさまざまな用途に活用できます。
例1: セルの値を使って日付を作成する
例えば、A1セルに「2025」、B1セルに「2」、C1セルに「18」がある場合、以下の式で日付を作成できます。
=DATE(A1, B1, C1)
例2: セルの値を使って時刻を作成する
A1セルに「14」、B1セルに「30」、C1セルに「15」がある場合、以下の式で時刻を作成できます。
=TIME(A1, B1, C1)
例3: 現在の日付と時刻を表示する
現在の日付と時刻を表示するには、NOW()
関数を使用します。
=NOW()
よくあるエラーと対処法
DATE関数やTIME関数を使用する際に発生しやすいエラーについて解説します。
エラー1: 無効な日付
例えば、「=DATE(2025, 13, 1)」とすると、月の範囲(1~12)を超えているため、Excelは自動的に翌年の1月として処理します。
→ 修正するには、適切な範囲の値を指定しましょう。
エラー2: 無効な時刻
例えば、「=TIME(25, 0, 0)」とすると、時間の範囲(0~23)を超えているため、翌日の1時として処理されます。
→ 修正するには、24時間制の範囲に収めるようにしましょう。
以上が、ExcelでDATE/TIME関数を使用して日付や時刻を取得する方法の解説です。初心者でも理解しやすいように、基本的な使い方から応用まで幅広く紹介しました。