LaTeXで改ページをしたり抑制したい-Controlling pagebreaks in LaTeX

LaTeXで改ページをしたり抑制したい-Controlling pagebreaks in LaTeX

ここでは、強制的に改ページする方法と、改ページを抑制する方法について解説します。

現在の位置で強制的に改ページ

\pagebreakコマンドは、現在の位置でページを強制的に改ページします。\pagebreakを記述した位置で、現在のページに含まれるすべてのコンテンツ(テキスト、図、表など)が表示された後、次のページに進みます。

\pagebreakにはオプション引数があり、\pagebreak[]と書くことで、改ページの強制度を指定できます。ここで、は0から4の整数値で、大きいほど改ページを強制的に行います。デフォルトではは2です。

This is some text that fits on the first page.
\pagebreak % 現在のページの終わりで改ページ
This text will appear on the next page after using pagebreak.

現在の位置での改ページを抑制

\nopagebreakコマンドは、現在の位置での改ページを抑制します。\nopagebreakを記述した位置で、現在のページができるだけ1つに収められるようにします。

\nopagebreakも\pagebreakと同様に、オプション引数を指定することができます。\nopagebreak[]と書くことで、改ページを抑制する強度を指定できます。

This is some text that fits on the first page.
\nopagebreak % この位置で改ページを抑制
This text will also appear on the first page.

これらのコマンドは、文書のページレイアウトを調整する際に特に便利です。例えば、特定のセクションが1ページ内に収まるようにしたい場合や、図や表を2ページにまたがって配置したい場合などに活用できます。適切に使用することで、文書の見た目やページのバランスを調整することができます。

このページではLaTeXでの改ページと改ページの抑制について解説しました。\pagebreakや\nopagebreakコマンドを利用して、改ページと改ページの抑制を適切に行いましょう。



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