【Excel】MOD関数で余りのある割り算を簡単に計算

【Excel】MOD関数で余りのある割り算を簡単に計算

MOD関数とは

MOD関数は、Excelにおいてある数値を別の数値で割ったときの剰余(余り)を求める関数です。

MOD関数の構文

MOD関数の構文は以下の通りです:

MOD(数値, 除数)

数値: 剰余を求めたい数値
除数: 数値を割る数(ゼロ以外の数)

基本的な使い方

例えば、以下のように入力すると、6を4で割った余り(2)が得られます。

=MOD(6, 4)

結果: 2

具体例

いくつかの具体例を紹介します。

  • =MOD(10, 3) → 10 ÷ 3 の余りは 1
  • =MOD(15, 4) → 15 ÷ 4 の余りは 3
  • =MOD(20, 5) → 20 ÷ 5 の余りは 0
  • =MOD(7, -3) → 7 ÷ -3 の余りは 1
  • =MOD(-7, 3) → -7 ÷ 3 の余りは 2

応用的な使い方

MOD関数はさまざまな場面で利用されます。例えば:

奇数・偶数の判定

偶数なら0、奇数なら1を返す:

=MOD(A1, 2)

指定した間隔でのグループ分け

例えば、MOD関数を使ってデータを3つのグループに分けることができます。

=MOD(A1, 3)

結果が0, 1, 2の3つの値になるので、グループ分けが可能です。

注意点

MOD関数を使う際の注意点:

  • 除数が0だとエラーになる(#DIV/0! エラー)
  • 負の数を扱うと結果が直感と異なる場合がある

まとめ

MOD関数は、数値を割った余りを求める便利な関数です。基本的な使い方から応用例まで、しっかり理解するとExcelの活用範囲が広がります。

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