Rでエクセルのxlsxファイルを直接読み込み・編集・書き出ししたい-How to edit xlsx files in R?
openxlsxはR言語のパッケージの1つで、Excelファイルを読み書きするための便利なツールです。このパッケージを使用すると、Rで生成されたデータをExcelファイルに書き込んだり、逆にExcelファイルからデータを読み込んだりできます。
openxlsxパッケージには以下のような機能があります:
- ワークブックの作成、読み込み、編集、保存
- ワークシートの作成、読み込み、編集、削除
- セルの書き込み、読み込み、編集
- セルの書式設定、行と列の挿入・削除
- シートのコピー、移動、名前の変更
R言語でExcelファイルを操作するための多くの機能が提供されており、データのインポートやエクスポートなどの作業を容易にすることができます。このパッケージは、データ分析やレポート作成などのタスクでよく利用されています。
まず、`openxlsx`パッケージをインストールします。
install.packages("openxlsx")
次に、パッケージを読み込みます。
library(openxlsx)
Rのopenxlsxによるexcelワークブックの作成
ワークブックを作成するには、createWorkbook()関数を使用します。
ワークブックを作成するには、createWorkbook()関数を使用します。
このコードにより、空のワークブックが作成されます。このワークブックにはシートが含まれていないため、必要に応じてaddWorksheet()関数を使用してシートを追加できます。
addWorksheet(wb, "Sheet1")
このようにすると、”Sheet1″という名前のシートが作成されます。必要なだけ多くのシートを追加できます。
ワークブックの作成が完了したら、必要なデータをシートに書き込むことができます。最後に、ワークブックを保存するためにsaveWorkbook()関数を使用します。
saveWorkbook(wb, "example.xlsx")
このコードは、example.xlsxという名前のファイルにワークブックを保存します。必要に応じて、パスを指定して保存する場所を変更できます。
Rのopenxlsxによるexcelのセルの読み込み・書き込みと編集
セルにデータを書き込むには、writeData()関数を使用します。
writeData(wb, "Sheet1", "Hello", startCol = 1, startRow = 1)
セルからデータを読み込むには、readData()関数を使用します。
data <- readData(wb, "Sheet1", startCol = 1, startRow = 1, endCol = 1, endRow = 1)
print(data)
セルを編集するには、writeData()関数を再度使用します。
writeData(wb, "Sheet1", "World", startCol = 1, startRow = 1)
最後に、ワークブックを保存します。
saveWorkbook(wb, "example.xlsx", overwrite = TRUE)
これにより、"example.xlsx"という名前のファイルにセルにデータが書き込まれ、読み込まれ、編集されます。
Rのopenxlsxによる行と列の削除と挿入
行の挿入はinsertRow()関数を使用します。
insertRow(wb, "Sheet1", 2) # 2行目に行を挿入
列の挿入はinsertCol()関数を使用します。
insertCol(wb, "Sheet1", 2) # B列に列を挿入
行の削除はdeleteRow()関数を使用します。
deleteRow(wb, "Sheet1", 2) # 2行目を削除
列の削除はdeleteCol()関数を使用します。
deleteCol(wb, "Sheet1", 2) # B列を削除
最後に、ワークブックを保存します。
saveWorkbook(wb, "example.xlsx", overwrite = TRUE)
これにより、行と列の挿入と削除が行われた後、"example.xlsx"という名前のファイルに変更が保存されます。
Rのopenxlsxによる行と列の削除と挿入
セルにデータを書き込む際に、セルの書式を設定できます。たとえば、セルのフォントサイズや色、セルの背景色、数値の表示形式などを設定できます。以下はいくつかの例です。
# セルの書式設定
writeData(wb, "Sheet1", "Formatted Text", startCol = 1, startRow = 1)
setFontSize(wb, "Sheet1", fontSize = 14, cols = 1, rows = 1) # フォントサイズを設定
setColWidths(wb, "Sheet1", cols = 1, widths = "auto") # 列の幅を自動調整
setFillBackgroundColor(wb, "Sheet1", cols = 1, rows = 1, backgroundColor = "yellow") # セルの背景色を設定
setNumFmt(wb, "Sheet1", cols = 1, rows = 1, fmt = "0.00") # 数値の表示形式を設定
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