【HTML】フォントを変更する4つの方法
インラインスタイルでフォントを変更する
インラインスタイルを使って、HTMLの要素に直接フォントを指定する方法です。この方法では、特定の要素に対して個別にスタイルを設定することができます。
例えば、次のコードは、段落(<p>
タグ)内のテキストにフォントを指定する例です:
<p style="font-family: 'Arial', sans-serif;">このテキストはArialフォントで表示されます。</p>
この方法は簡単ですが、大規模なWebサイトでは管理が難しくなることがあります。
内部スタイルシートでフォントを変更する
内部スタイルシートは、HTMLドキュメント内に<style>
タグを使用してCSSを埋め込む方法です。この方法では、複数の要素に一貫したスタイルを適用できます。
次の例では、<style>
タグを使ってページ全体のフォントを変更しています:
<head>
<style>
body {
font-family: 'Courier New', monospace;
}
</style>
</head>
このコードをページ内に追加すると、ページ全体のテキストが「Courier New」フォントで表示されます。
外部スタイルシートでフォントを変更する
外部スタイルシートを使用すると、複数のHTMLファイルで同じスタイルを共有できるため、スタイルの管理が効率的になります。
外部スタイルシートを使ってフォントを変更する方法は、以下の通りです:
<link rel="stylesheet" type="text/css" href="styles.css">
そして、styles.css
ファイル内で次のように指定します:
body {
font-family: 'Verdana', sans-serif;
}
この方法では、すべてのページで同じフォントを使うことができます。
Google Fontsを使用してフォントを変更する
Google Fontsを使うと、ウェブで利用可能な多くのフォントを簡単に導入できます。Google Fontsのサービスを利用するには、以下の手順を行います:
- Google Fontsのウェブサイトにアクセスして、使用したいフォントを選択します。
- フォントのリンクタグをコピーします。
- HTMLの
<head>
セクションにリンクタグを追加します。
次に、Google Fontsを使ってページのフォントを変更する例です:
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Roboto:wght@400;700&display=swap" rel="stylesheet">
その後、CSSで指定したいフォントを使用します:
body {
font-family: 'Roboto', sans-serif;
}
これにより、ページ内のテキストがGoogle Fontsの「Roboto」フォントで表示されるようになります。