【HTML】inputタグを用いたファイル選択機能の作り方
このページでは、HTMLのタグを使用してファイル選択機能を実装する方法について詳しく解説します。基本的な使い方から応用例まで、多くの例を交えて説明します。
基本的な使い方
ファイル選択機能はタグに”type=’file'”属性を指定することで実現できます。
<input type="file">
このタグをブラウザで表示すると、ユーザーがファイルを選択するためのボタンが表示されます。選択されたファイルは、フォーム送信時にサーバーに送られます。
例: 単一ファイル選択
複数ファイルの選択
複数のファイルを選択できるようにするには、multiple
属性を追加します。
<input type="file" multiple>
例: 複数ファイル選択
特定のファイル形式のみに制限
accept
属性を使用して、選択可能なファイル形式を制限できます。
<input type="file" accept="image/*">
上記の例では、画像ファイルのみ選択可能です。
例: PDFファイルのみ選択可能
例: 画像ファイルのみ選択可能
inputタグの見た目をカスタマイズ
通常のタグの見た目を変更したい場合は、CSSやJavaScriptを活用します。例えば、目に見えないようにして、カスタムボタンで制御する方法があります。
例: カスタムボタンを使用したファイル選択
選択したファイルをプレビュー表示
JavaScriptを使用すると、選択されたファイルをプレビュー表示できます。画像やテキストファイルの内容をリアルタイムで表示するのに役立ちます。
例: 画像ファイルのプレビュー
選択したファイルをサーバーに送信
ファイル選択後にサーバーに送信するには、フォームタグにaction
属性とmethod="POST"
を設定します。
例: サーバーにファイルをアップロード
セキュリティの注意点
ファイル選択機能を使用する際には、以下の点に注意する必要があります。
- アップロードされたファイルの種類をサーバー側でもチェックする。
- ファイル名や内容を信頼しない(例: ユーザーが意図的に拡張子を変更した場合)。
- ウイルススキャンなどのセキュリティ対策を実施する。