【HTML】簡単に改行する方法
brタグを使う
HTMLで最も基本的な改行方法は<br>タグを使うことです。
例えば、以下のように記述すると改行されます:
これは1行目です。<br>
これは2行目です。
上記のコードは次のように表示されます:
これは1行目です。
これは2行目です。
ただし、<br>はインライン要素の途中で改行を入れるために使うものであり、
段落を分ける用途には適していません。
pタグを使う
<p>タグを使うと、段落ごとに自動的に改行され、適切な間隔が挿入されます。
例えば:
<p>これは最初の段落です。</p>
<p>これは2つ目の段落です。</p>
上記のコードは次のように表示されます:
これは最初の段落です。
これは2つ目の段落です。
preタグを使う
<pre>タグを使うと、改行やスペースをそのまま表示できます。
例えば:
<pre>
これは スペースが維持されるテキスト
ここで改行
さらに改行
</pre>
上記のコードは次のように表示されます:
これは スペースが維持されるテキスト
ここで改行
さらに改行
<pre>タグはソースコードの表示などに便利ですが、
スタイリングの調整が難しい場合もあるため注意が必要です。
CSSのwhite-spaceを使う
CSSのwhite-spaceプロパティを使うと、HTML内の改行を適切に処理できます。
例えば、以下のCSSを適用すると、改行がそのまま反映されます:
<div style="white-space: pre-line;">
これは1行目です。
これは2行目です。
</div>
上記のコードは次のように表示されます:
white-spaceプロパティには以下の値があります:
normal:デフォルトの動作(複数の空白や改行は無視)pre:空白や改行をそのまま保持pre-line:複数の空白は無視するが改行は保持pre-wrap:空白や改行を保持し、幅を超えると折り返す
CSSのdisplayプロパティを使う
CSSのdisplayプロパティを調整することで改行をコントロールできます。
例えば:
<span style="display: block;">これは1行目です。</span>
<span style="display: block;">これは2行目です。</span>
上記のコードは次のように表示されます:
これは1行目です。 これは2行目です。
display: block;を指定すると、<span>のような
インライン要素でもブロック要素として扱われ、強制的に改行されます。