LaTeXでの証明終了記号の表示方法:How to display the proof end symbol in LaTeX
LaTeXでの証明終了記号
証明終了記号(「∎」)は、証明の終わりを示すために使われる記号です。LaTeXで証明終了記号を挿入するには、いくつかの方法があります。
1. \qed
コマンドを使う
最も簡単な方法は、\qed
コマンドを使うことです。このコマンドは、証明終了記号を挿入します。通常、proof
環境内で使われます。
\documentclass{article} \usepackage{amssymb} % amssymbパッケージを読み込む \begin{document} \begin{proof} ここに証明の内容を記述します。 証明はここで終了します。\qed \end{proof} \end{document}
上記のコードをコンパイルすると、証明終了記号「∎」が証明の最後に自動的に挿入されます。
2. \end{proof}
での自動挿入
\end{proof}
コマンドを使うと、証明終了記号が自動的に挿入されます。このコマンドは、証明環境を終了するために使われます。
\documentclass{article} \usepackage{amssymb} % amssymbパッケージを読み込む \begin{document} \begin{proof} ここに証明の内容を記述します。 \end{proof} \end{document}
上記のコードをコンパイルすると、証明終了記号が自動的に証明の終わりに挿入されます。特に証明環境内でこのコマンドを使用すると便利です。
3. 手動で証明終了記号を挿入する方法
もし証明終了記号を手動で挿入したい場合、\hfill\qed
を使って、証明の終わりに記号を右揃えで挿入することもできます。
\documentclass{article} \usepackage{amssymb} % amssymbパッケージを読み込む \begin{document} 証明の内容。 \hfill \qed \end{document}
この方法では、証明終了記号がページの右端に配置されます。
4. 他の記号を使う方法
もし「∎」以外の記号を使いたい場合、\diamond
や\square
など、他の記号を使うことも可能です。例えば、次のように使います:
証明終了記号として異なる記号を使用します。\hfill \square
5. まとめ
LaTeXで証明終了記号を挿入する方法は、\qed
コマンドや\end{proof}
を使う方法が最も一般的です。また、\hfill \qed
を使って手動で記号を挿入することもできます。証明環境を使うことで、証明終了記号を自動で追加することができます。